スタッフ

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中島 坊童|NAKAJIMA BOUDOU | 所長

1968年生まれ。埼玉県出身。東京都新宿区歌舞伎町在住。

20~30代の頃は出版業界でフリーライターおよび編集者として活動していた。パンクロック専門の音楽誌『DOLL』に執筆したことがライター時代のピークである、と思っている。

高校生の頃から様々なボランティア団体やNPOに参加し、社会的弱者や困窮者の支援活動に取り組んだ。自殺防止、不登校やひきこもりの若者たちの支援、ホームレス支援、防犯パトロール、家庭内の問題、男女間のトラブル、DV、ストーカー、ハラスメントの相談など、過去40年の間に2,500人以上の相談者に対応した。

2012年~2017年は、東日本大震災の復興支援のため、当時の職場の仙台支部で活動。その5年間は宮城県仙台市の国分町に移住。宮城県だけではなく、青森県、岩手県、山形県、福島県、栃木県にもたびたび訪れ、現地で出張相談会を開いた。

以上のような現場経験を活かし、活動をより本格化させようとしていた矢先──2019年の初夏、「自殺したい」と言い続ける相談者に不眠不休で対応していたところ、自身の身体に異変が生じた。背中・腰の激痛、片足の麻痺とともに失神。救急車で国立国際医療研究センター病院に搬送された結果、急性大動脈解離であることが判明。緊急手術により、裂けた大動脈を人工血管で治療した。

九死に一生を得たものの、無理のできない身体になってしまった。今後、再発や再手術の恐れもある。とはいえ、救ってもらった自分の命。これまでの経験やそこから学んだスキルを無駄にはしたくないし、いまこの瞬間どこかで悩み苦しんでいる人々のために役立てたい──できれば病気が再発する前に!

そのような思いから、対人援助を中心とした様々な支援活動を行う「中島坊童事務所」を立ち上げた。

2021年、活動のフィールドを広げるために探偵業の届出書を東京都公安委員会に提出。看板は探偵事務所になったが、現実的な問題やトラブルの解決だけではなく、「心の未解決事件を探る」という心理的なテーマにも取り組んでいる。活動姿勢は「自己決定の支援」「自助努力の支援」「自己受容の支援」である。

[東京都公安委員会 探偵業届出証明番号 第30210231号]

X:ボウドウ[中島坊童事務所]

X:ボウドウ[急性大動脈解離スタンフォードB型]

記事:共同通信社「きっと加害者になっていた 呪縛解け、つながり求める」


瀬沼 靜子|SENUMA SHIZUKO | 秘書

コンサルティング企業や公益法人勤務を経て、中間支援団体においてNPOなどの伴走支援に取り組む。社会の片隅の小さくて弱々しい声を聞き取りたい。

新宿「時屋」のどら焼き(『ドラえもん』に出てくるどら焼きのモデルと言われている)と引き換えに、この事務所の秘書を引き受ける。

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